カラフルなアンブレラ・フェスティバルの会場の街を見てみましょう。
首都リスボンから乗ってきたレンタカーを会場から少し離れたところに停めてから歩き始めると、さっそく商店やお土産屋さん、民家の壁などに傘の装飾が現れてきました。
さらに先へ進むとすぐに商店街の入口に到着。中に入るとそこには空を埋め尽くす色とりどりの傘、傘、傘が、、、。本当にカラフルな明るい雰囲気が広がっていて心が弾みます。
カメラを撮るのを忘れてボーッと眺めてふと気づくとニコニコしながら一人のおじいさんが玄関口の前で手招きしてます。傘をずっと見上げている自分の顔がよっぽど嬉しそうだったからでしょうか。部屋の中に招き入れて二階と三階の窓から傘を見せてくれました。
台所では奥さんが料理をしていてごく普通の家庭という感じ。上から見るとよくわかるのですが、すべての傘は縦横に巡らせたワイヤーで固定してあって取り付けもほんとうに大変だっと思われます。傘を見せてくれるおじいさんの顔もどこか誇らしげでした。
おじいさんとおばあさんにお礼を言って別れてから、傘の下を歩き出しました。街中のいたるところに傘の装飾が続いていて、地面や壁に影を落とす様子も本当にきれいです。
植木鉢の花や壁の装飾、ガラスに映る傘の色さえもカラフルです。上を向いても下を向いても鮮やかな色が目に飛び込んできて、まさにどこを切り取っても絵になるという感じ。
夜もまた周囲が暗くなって雰囲気ががらっと変わるけど、光を透過していないため鮮やかな傘の色がより際立って見えます。そして、夏場だったので昼間よりも涼しくて歩きやすい。
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